プラスJOY 十勝岳連峰

ツアーレポート

平岸水軍”プラスJOY十勝岳連峰”、M様ご夫妻とH様ご夫妻の4名様よりお申込みを頂きました!やった!^^
ガイド側にアシスタントを追加し、計6名で登山届を提出。
恥ずかしながら、警察にちゃんとした届けを出すのは初体験。

当初のリクエストは『上ホロカメットク山』でしたが、十勝岳連峰の魅力は主稜線の縦走にたっぷり含まれています。
参加者の登山経験を確認し、上ホロだけではなく十勝岳登頂も含めた縦走1WAYプランでコースの提案をさせて頂きました。


前日に白銀荘前キャンプ場にチェックインしてもらい、当日の登山。
朝イチのブリーフィングのあと、バスで陵雲閣の登山口へ向かいます。
全員輪になってストレッチを行い、登山開始です。


三段山、安政火口、目指すカミホロ、化物岩などを眺めながら涸れ沢を渡り、細い山道へ。
岩がゴロつき始めると分岐に差し掛かります。
ブリーフィングで説明して(脅かせて 笑)おいた、急な階段を経て上富良野岳へ。


稜線に上がると皆さんから上がる感嘆の声に思わず顔が緩みます。
当初の目標だったカミホロは難なくクリア。
連峰の”大将”十勝岳さんも顔を見せてくれ、素晴らしい景色の連続にみなさん喜んでくれて…
ただ、疲れてしまっていたのでカミホロ避難小屋で予定より早めのランチ休憩。
装備の重さから、こちらでは何もご提供することが出来ず申し訳ありませんでした。
(今後、やりやすいツアーから徐々にランチ提供を試していきます)


たっぷり休憩した後は十勝岳連峰主峰の十勝岳へ。
予め予想した通り北東側の景色は望めないものの、西側には迫力のある景色や美しい景色が歩いている間じゅう広がります。
頂上では「初めての2000m超えです!」「初めての百名山です!」とお喜びの声が。


いよいよ下山。
ここまでの登りで足の疲れもかなり溜まってきています。
しばし休憩、再度ストレッチをして「今日の登山の核心です」と説明した”十勝岳下り”へ。
肩下を慎重に下り、グランド火口、すり鉢火口近辺では独特な光景に皆さんのテンションも大いに上がり、快適な下山道を楽しみます。
が、標高1700あたりから望岳台コース登山道は灼熱に包まれ、どんどん体力が奪われます。
全員がなんとか最後の踏ん張りを見せて、白銀荘前キャンプ場にゴール!

打上げで飲んだビールの美味いこと美味いこと…


ここまでをツアーでやることが、私が理想と考える形 ”プラスJOY” なんです。(Tシャツのロゴに注目。笑)

私などより登山経験豊富なMご夫妻の旦那さま、限界まで力を振り絞ってくれたであろう奥さま、なぜかガイドより重い荷物のHご夫妻の屈強な旦那さま、藻岩ぐらいしか上がったことがなかったのに常に陽気にふるまってくれた奥さま、無理やりアシスタントの役目を負わせたEさん、ありがとうございました。

私自身楽しく良い経験が出来ました。^^

事後の感想を頂きましたので紹介致します。

『このきっかけがなければ、もしかしたら一生見ることの出来ない素晴らしい景色を見させて頂いたのかなと思いとても感謝しています。ありがとうございます。』

無事に案内を終えることができ、心から良かったと感じました。

 

***
平岸水軍では、日帰り軽登山のガイドも行います。
山域は札幌近郊を主としますが、ご希望になるべく添うべく検討致しますので、『行ってみたいけど怖くて1人ではムリ』や『不安があるので慣れた人について来て欲しい』などお考えの方、ぜひお問合せください。

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